第3回 「都市の中のアート…市民との対話の可能性」
1996年10月4日〜5日、福岡県福岡市福岡美術館・福岡健康づくりセンターあいれふ

第一日(10月4日)
●現地見学会「ミュージアム・シティ天神1996、Fukuoka, Japan 光合成」(案内/福岡市)

●基調講演「街でアートと出会うとき」/藤森照信(東京大学生産技術研究所教授) 

●報告1「福岡市彫刻のあるまちづくり…その課題と展望」/真隅潔(福岡市都市景観室)

●報告2「ミュージアム・シティ天神の試み」/山野真悟(ミュージアム・シティプロジェクト事務局長)

●討論「市民と対話するパブリックアート」

  コーディネーター/杉本正美(九州芸術工科大学教授)
  パネリスト1/安永幸一(福岡市美術館副館長)
  パネリスト2/佐々木喜美代(シティ情報ふくおか発行人)
  パネリスト3/田中直人(神戸芸術工科大学教授)
  パネリスト4/竹田直樹(都市緑地研究所主任研究員)
 




第二日(10月5日)
●分科会「各地からの事例を通じて語るパブリックアートの課題」

  1. 「パブリックアートの展開における市民参加」

    コーディネーター、問題提起/竹田直樹
    事例報告1/「ヨコハマポートサイドの試み」岡本敦生(彫刻家)
    事例報告2/「北九州市における現代美術運動の試み」小島一碩(CCA北九州運営委員長)
    特別報告/「米国におけるコミュニティアートの新しい動き」杉村荘吉(パブリックアート研究所)

  2. 「市民と都市の健康づくり…アートの果たす役割」

    コーディネーター、問題提起/吉川文隆(日本ウエルネス協会専務理事)
    事例報告1/「健康文化都市づくりとあいれふ」坂本雅子(福岡市健康づくり財団専務理事)
    事例報告2/「碧南病院の企画で考えたこと」加藤彰一(豊橋技術科学大学助教授)

  3. 「創造としてのコラボレーション」

    コーディネーター、問題提起/松尾光伸(彫刻家)
    事例報告1/「キャナルシティ博多におけるパブリックアート」三宅伸一(福岡文化財団)
    事例報告2/「博多港引揚記念碑『那の津往還』の制作を通じて」中西秀明(匠クラフト)
    事例報告3/「鹿児島県庁新庁舎アーチのコラボレーション」島田一郎(コトブキ)、坂元之(田島順三製作所)

  4. 「テンポラリー・パブリックアートの可能性」

    コーディネーター、問題提起/建畠晢(多摩美術大学教授)
    事例報告1/「九州におけるストリート・アートの現況と課題」黒田雷児(福岡市美術館)
    事例報告2/「『水の波紋'95』の企画から」和多利浩一(ワタリウム美術館)

●総轄討論「パブリックアートは豊かな公共空間を創りうるか」司会/山岡義典

●現地見学「シーサイドももち、都心部、ウオーターフロント、キャナルシティ博多」(案内/福岡市)

●市民フォーラム「パブリックアートと対話するまちづくり」


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