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ペットボトル再生材100%使用 容器回収ボックス設置 近畿コカ・コーラが2府1県
(日刊工業新聞 平成17年3月18日) 
※アートファクトリー玄が近畿コカ・コーラボトリング様に提案した「循環型ペットボトルリサイクルシステム」が紹介された記事です。
 近畿コカ・コーラボトリングは再生材を100%使った空容器回収ボックスを大阪、京都、兵庫の2府1県に設置する取り組みを始めた。自社で回収した自社製の使用済みペットボトルを原料に使う。現在設置している空容器回収ボックスは約10万台で、順次入れ替えていく。ペットボトルのリサイクル活動で、環境に配慮する企業姿勢を消費者に示すのが狙いだ。
 同社が自社回収するペットボトルの総量は04年度実績で約1729トン。空き容器を洗浄、圧縮した後、成型する。ペレット化する工程を省き、フレークから直接、製品を作ることで省エネルギーと環境に配慮したリサイクルを実現している。
 空容器回収ボックスの更新や新規設置の需要は年間約3万個。うち2割にあたる6000個を05年度中にリサイクル品でまかなうことが目標だ。
 同ボックスは2サイズあり、容量は小型の70リットルと大型の85リットル。小型タイプは500ミリ入りペットボトル約70本分でつくる。他のゴミが投入されないように開けにくく工夫し、従来の回収ボックスよりも光沢がある。
 アートファクトリー玄(東京都渋谷区、杉村総一郎社長、03-3407-9175)がデザイン・企画し、ヒサシ(大阪府東大阪市、今井芳子社長、0729-64-7320)が製造した。これを近畿コカ・コーラボトリングが購入する。

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