環境総合提案で自販機ロケ拡大に貢献　自社設計自販機ロケーションが「屋外ロケ準大賞」受賞
（ベンディングジャーナル平成15年12月号）

★会社の沿革及び業務の概要等は？
　当社は昭和48年2月に設立し、今年で創立31年になりますが、当時ゴミ公害問題が大きく浮上する中、野村総合研究所が観光地等を中心に行った散乱ゴミの実態調査等に関わり、これを契機にリサイクルボックスの開発・製造・販売の日本環境機材�X（アートファクトリー玄の前身）を設立しました。当時全国に自動販売機が急速に普及してきており、散乱ゴミも飲料缶が多くなってきました。この中で昭和49年、自動販売機専用の空缶回収ボックスを開発し、日本で初めて自販機の横に設置して好評を得ました。現在はニーズに応じた各種空容器回収ボックスを始め、自販機周辺の総合環境創りを提案しています。
　一方、この間地方公共団体からの新しい街づくり、環境づくりへの協力依頼が増加、昭和57年、街中のシンボルモニュメント・オブジェ、照明柱等のデザイン制作・施工業務を開始、街中の空間アートを演出、更に昭和62年、イベント用アイスクーラー、試飲用キット等各種販売支援機器の開発・販売を開始する等現在の業務は自販機周辺を含めた環境創り、各種空容器回収ボックス等の環境事業と街中のオブジェ等空間を演出する景観事業を主に行っています。

★自販機関連業務の特徴は？
　特に自販機関連業務では、自販機の側に必ず設置している空容器回収ボックスは、前述の通り当社が最初に自販機の横に設置しましたが、飲料容器の多様化に伴い、缶・カップ・ペット・紙パック等飲料の容器別、容量別にフルライン化、現在自販機用空容器回収ボックスの品揃えは国内随一です。また自販機用回収ボックスのシェアは70〜80％を占めています。更に自販機ロケーションが、街中、駅、空港、映画・劇場、各種競技・スポーツ・健康施設等屋内外共に拡大する中、ロケニーズに応じた特注品の製作、更に当社では100％再生ペット化やボトル・キャップ・ラベルを含めて再生化可能な技術を持っており、また回収ペットを原料、或は古い回収ボックスを回収して新回収ボックスの製作もできます。

★設計ロケーションが今回の屋外ロケ準大賞を受賞したが、これについては？
　今年10月の自販機月間で、当社の設計した埼玉県川口市の「ダイヤモンドシティ・キャラ」の自販機コーナーが屋外ロケーション準大賞を受賞しました。
　この自販機ロケーションは、デパート入口にあり、ロケオーナ側は集客アップ、自販機設置者はパーマシンアップ、消費者には安らぎ、憩いの場（空間）を提供し、三者各々にメリットを与える事に成功しました。
　特に最近は大手のロケーション獲得にISO14001等環境対応が必然となっており、当社では分別方法、分別容器の組合わせを含めた環境の総合提案を行いロケ開発に協力しています。
　自販機の環境が一層厳しくなる中、今後は自販機を含むその周辺と空間（景観）を融合した総合的な環境提案により、お客様と共に自販機の存在価値を更に高めていきたいと思っています。

のデザイン制作・施工業務を開始、街中の空間アートを演出、更に昭和62年、イベント用アイスクーラー、試飲用キット等各種販売支援機器の開発・販売を開始する等現在の業務は自販機周辺を含めた環境創り、各種空容器回収ボックス等の環境事業と街中のオブジェ等空間を演出する景観事業を主に行っています。

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