ごみ箱にもデザイン性

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ごみ箱にもデザイン性
（日本経済新聞　平成14年11月28日）

「これからのごみ箱には機能性に加え、高いデザイン性が必要だ。」ごみ回収容器の製造販売などを手掛けるアートファクトリー玄（東京･渋谷）社長の杉村総一郎さんは強調する。機能一辺倒のごみ箱は「缶や瓶など貴重な資源も粗雑な捨て方をされ、分別も進まない。」同社は顧客の希望に応じて回収容器を設計する注文生産にも積極的に取り組む。容器が設置場所の雰囲気にあったきれいなデザインなら「捨てる方も丁寧に分別しなければ、という感覚が育つ」。いろんな場所で「ごみ箱が身近に感じられる環境をつくりたい」と意気込んでいた。