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ごみ分別支援事業強化−回収体制整備・コストを低減
(日本経済新聞 平成14年11月16日)

ゴミ分別回収容器の製造販売などを手掛けるアートファクトリー玄(東京・渋谷、杉村総一郎社長)はごみの分別回収システム導入を支援する事業を首都圏で強化する。回収容器のデザインや設置場所、廃棄物の保管方法などの提案を通じ、清潔で効率的な回収体制の整備を手助けする。リサイクル推進など環境への不可低減に積極的な企業、自治体の需要を見込む。

分別回収システムはオフィスなどで集めた廃棄物を施設内で一次保管し、リサイクル業者などに引き渡すまでが対象。ヶ年ゴミや紙コップ、ペットボトルなどをきちんと分別することで、「業者に引き取ってもらいやすくなり、回収コストの削減にもつながる。」(杉村社長)としている。

支援事業は顧客からの聞き取りや実地調査をもとに廃棄物の種類や回収量などを分析。分別数や回収拠点の位置、回収容器の大きさ、設置数などを盛り込んだ計画に沿って設備を導入する。

導入先は事務所や工場のほか、映画館、スポーツ競技場、公共施設など。回収容器の機能や外観は設置場所や施設の特徴に合わせて同社が設計することもできる。

民間企業では既に利根コカ・コーラボトリング(千葉県野田市、青木良元社長)などが同社と組んで導入を始めた。公共施設では今春、小児医療などを扱う国立成育医療センター(東京・世田谷)が採用。子供向けにごみの投入口の位置を低くした回収容器など、約千個を設置している。

回収システム導入に必要な設備はアートを通じて購入し、システム導入の相談料は設定しない方針。容器の価格はプラスチック製の飲料缶回収箱で数千円が目安。大型で金属製の回収ボックスなら十万円程度。

同社の環境関連事業の売上は2003年3月期の見込みが約5億5千万円。今回の事業強化で2005年3月期は8億円を目指す。
利根コカ・コーラボトリング
国立成育医療センター

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